top of page
検索

ヒーローズのブログをご覧いただきありがとうございます。代表の大西と申します。


埼玉県蕨市は地方選が無事に終わりまして今まさに参院選を控えている時期にこれを更新しております。


選挙といえば多数決ですが、多数決が必ずしも正義とは限らないと世を憂うのは私だけでしょうか。


かつて日本は国をあげて戦争をし、ある人はそれを疑わず命を捨て、ある人は命を奪い、またある人は「本当にこれが国のためなのか」と疑問を抱きながらも、声に出せず、逆らうものは非国民と悪者にされたそうです。


私の尊敬する大偉人たちは、戦争に反対したせいで牢屋に入れられ、獄中死、とてつもなく不当な扱いを受けたそうです。


また昔も今も、大人の社会も子どもの現場も、いじめを苦に自殺する人が未だなくならないのは何故でしょうか。


戦争もいじめも、みんなでやればそれが正しい多数決の結果と言えるのでしょうか。


そんな馬鹿な話はありません。


しかし残念ながら、人は間違える生き物である、正しいことを正しいと言えば攻撃される、正しいことをやれば命を狙われる。


人も世界も間違うものなのです。


多数決が必ずしも正しいわけではなく、本当の正義とは一人一人の心の中にあるはずではないでしょうか。私は本気で怒っています。


そんな愚かで未熟な小さな世界の顔色を伺う生き方が果たして幸福な生き方と言えるでしょうか。


「自分の本当の存在価値を決められるのは、自分だけ」


「自分の存在を否定する世界があるならそれは世界が間違っている」


「正義とは僕のことだ」


と、ヒーローズの子ども達には強い精神力と自己肯定感を身に付けてほしいと思います。


かつて私自信が、「こんな希望のない世の中で生きても仕方ない」などと絶望した時もありました。


唯一無二の尊い子ども達にそんなことを思わせて良いのでしょうか。そんなはずはあり得ません。


子ども達の存在を、幸福を否定するものがあるならば、全宇宙の神々と喧嘩しても私一人で必ず勝って守ってみせる!


との気概で私どもヒーローズは目の前にある「小さな正義」を守って参ります。


大西



閲覧数:282回0件のコメント

更新日:2019年6月3日

ヒーローズのページをご覧いただきありがとうございます。


代表の大西と申します。私はかつて某施設の職員で自閉スペクトラム傾向、ダウン症、ADHDのお子様など、幸運にも様々なお子様と関わらせていただいておりました。


昔とあるNPO法人の児童発達センターにいましたが、その施設ではプログラムが絶対的なスケジュールで、学校が終わったにも関わらず、「また学校みたいな事するの~??」といつも思っておりました。


ある日、とあるダウン症のお子様が部屋の隅っこで座り込んでしまい、動かなくなってしまいました。


当時の施設長はその子に「さあ運動するよ!」と(体幹も弱く筋力も弱く肥満傾向なので)必死に運動させようと説得し手を引き、がむしゃらに運動させようとしていましたが全く動こうとはしませんでした。


そこで私は、その子が好きな仮面ライダーの主題歌をBGMにかけ、悪役のふりをした所、さっきまでの頑固さが嘘のように、笑いながらヒーローごっこで遊んでくれました。その子が必殺技を繰り出すと、私が派手に宙返りなども交えて吹き飛ぶ。


さらに彼は面白くなったのか、一面を走り回り、ジャンプし、「いつのまにか」結果的に激しい運動を自主的に満面の笑顔でこなしていたのです。


この「いつのまにか療育」こそ私が究め拡げていきたい根本的な指針です。


例えばガンの患者さんに「あなたはガンです。これから頑張って治療しましょう」というのか、


「あなたはガンでした。でももう治しておきましたから何も問題ありません」というのか。


患者さんに与えるストレスはどちらが大きいのか?


どちらがより主体的に脳や神経、その他の細胞を活かしていけるのか?


私は医者ではありませんが、よりストレスなくより潜在能力を引き出せるアプローチを研究して参ります。


日常を彩る芸術的な「いつのまにか療育」これまで歩んできた人生のプロセスに一つも無駄はなく、これからも何一つ無駄はない。療育は日常の中に溢れています。


療育の抱えるパラドックスとして、「変わってほしい」と思うところから既に、子ども達のありのままの現状の姿への「否定」が内包しています。


それではうまくいきません。むしろ悪化します。


ありのままの子ども達がすごしている二度と戻らない「今」という時間は全て最善のプロセスである。


これを指針とし、私共ヒーローズは前進して参ります。


大西

閲覧数:507回0件のコメント
bottom of page